買い替えや引っ越しで使わなくなった電気ケトルや電気ポット。広島市で処分するときは、水を残さず、電源プラグを抜いて、本体の種類と出し方を確認することが大切です。コード式の小型家電でも、そのまま収集場所へ置くのではなく、市の分別区分と排出ルールに従って準備しましょう。
この記事は、広島市の家庭から出る電気ケトル・電気ポットを対象に、2026年10月22日に確認した市の公式情報をもとにまとめています。事業所や店舗で使用したものは家庭ごみの対象ではないため、別途、事業ごみのルールを確認してください。
電気ポットは「不燃ごみ」が基本
広島市の家庭ごみ分別50音事典では、「電気ポット」は不燃ごみと案内されています。また、「ポット(湯沸・保温用)」も不燃ごみとして掲載されています。透明または半透明のじょうぶなポリ袋へ入れ、不燃ごみの収集日に出します。
電気ケトルは、「電気ポット」や「湯沸かし用のポット」として扱われることがあります。ただし、充電池を内蔵した特殊なタイプや、ほかの機能と一体になった製品は判断が異なる可能性があります。品名だけで迷うときは、メーカー名・型番・電源方式を確認し、お住まいの区の環境事業所へ確認すると安心です。
| 確認するもの | 市の分別の目安 | 排出前の準備 |
|---|---|---|
| 電気ポット | 不燃ごみ | 水を抜き、十分に乾燥させる |
| コード式の電気ケトル | 電気ポット・小型家電の扱いを確認 | プラグを抜き、台座とコードをまとめる |
| 電池・充電池を使う製品 | 電池の出し方を別途確認 | 取り外せる電池は本体から外す |
出典:広島市家庭ごみ分別50音事典「た行」、「は行」、家庭ごみの正しい出し方。
30cm以上でも、ポットはすぐに大型ごみと決めない
広島市では、一般的に最長の辺または最大径が30cm以上の家電製品は大型ごみとなります。一方、市の「大型ごみとは?」の案内では、湯沸かし用または保温用のポットは、この大きさによる大型ごみの対象から除かれる品目として例示されています。
そのため、高さが30cmを超える大容量の電気ポットでも、寸法だけを見て大型ごみと決めつけないようにしましょう。製品の用途がポットなのか、サーバーや調理家電など別の品目なのか判断しにくいときは、排出前に市へ確認してください。
出典:広島市「大型ごみとは?」。
不燃ごみで出す前の5つの準備
1. 電源を切り、十分に冷ます
使用直後の本体には熱が残っています。電源プラグを抜き、本体が十分に冷めてから作業します。故障や漏電の疑いがある製品は、動作確認のために再通電しないでください。
2. タンクや本体に残った水を抜く
水が残ったまま袋に入れると、収集場所や運搬中にこぼれ、周囲のごみや路面を濡らす可能性があります。取扱説明書に従って排水し、外せる内ブタ、蒸気口、給水タンクなどの水滴も拭き取ります。本体を丸洗いしたり、底の電源接点へ水をかけたりしないよう注意しましょう。
3. コードと台座をばらばらにしない
分離式の台座や着脱式コードは、本体と一緒にまとめます。コードを本体の周囲に強く巻き付けるとプラグの金属部分が飛び出すことがあるため、無理のない大きさにまとめます。小さな部品がある場合は、運搬中に落ちないよう本体と同じ袋に入れます。
4. 修理のための分解はしない
電気ケトルや電気ポットには、ヒーター、基板、温度センサーなどが入っています。ネジを外して素材ごとに分けようとすると、鋭利な部品に触れたり、残った電気部品を破損したりする危険があります。家庭で無理に分解せず、完成品のまま出し方を確認しましょう。
5. 透明または半透明のじょうぶな袋を使う
2026年4月から、広島市の不燃ごみは、透明または半透明のじょうぶなポリ袋(土のう袋等を除く)で出すルールに変更されています。中身が見えない黒い袋や紙箱のまま出さず、本体の重さに耐えられる袋を選んでください。
充電式で電池を取り外せない製品は、ほかの不燃ごみと袋を分け、袋に「危険」と書くという市のルールがあります。一般的なコード式ケトルは充電池を使わないため対象ではありませんが、製品仕様を確認してください。
出典:広島市「令和8年4月から不燃ごみの出し方が変更になります」。
小型家電リサイクルも選択肢
広島市は、区役所やスポーツセンターなど市内の施設に、使用済小型家電の無料回収ボックスを設置しています。ボックス回収は、市が定める対象品目で、投入口の大きさ「縦15cm×横30cm×奥行き40cm」に入るものに限られます。
利用するときは、対象品目とサイズを必ず確認し、ボックスに入らない製品を投入口へ押し込んだり、ボックスの横に置いたりしないでください。市の連携事業者による宅配便回収も案内されています。回収方法、料金、対象品目は申込み前に最新情報を確認しましょう。
出典:広島市「小型家電リサイクルについて」。
まだ使える場合は、状態を整理して譲渡・買取を検討
正常に湯が沸き、自動電源オフや保温機能に問題がない製品は、譲渡や買取を検討できることもあります。メーカー、型番、容量、製造年、電源コードや台座の有無、内部の汚れ、水漏れの有無を整理しておくと、相談がスムーズです。
一方、電源コードの被膜が破れている、焦げ臭いがする、水が漏れる、プラグが異常に熱くなるなどの不具合がある場合は、動作確認のために使用せず、その状態を依頼先に伝えてください。
キッチン家電をまとめて片付けるとき
引っ越しや遺品整理、キッチンの入れ替えでは、電気ケトルのほかに電子レンジ、トースター、炊飯器、棚、調理器具などが同時に不要になることがあります。品目ごとに市の収集を利用するもの、小型家電回収を検討するもの、搬出の手助けが必要なものに分けると、全体の作業を整理しやすくなります。
不用品回収業者へ相談する場合は、処分したい品物の全体写真、個数、おおよその大きさ、設置階、階段・エレベーターの有無、希望日を伝えます。見積もりでは、対象品、搬出作業、車両費、追加費用が発生する条件まで確認しましょう。
まとめ:水抜きとルール確認で安全に処分
広島市の電気ポットは、不燃ごみが基本です。処分前は電源を抜いて十分に冷まし、水を残さず、コードや台座をまとめます。2026年4月以降の不燃ごみは、透明または半透明のじょうぶなポリ袋で出しましょう。小型家電回収を利用する場合は、対象品目と投入口サイズの両方を確認します。
クリーンリンクへのお片付け・不用品回収のご相談は、お問い合わせフォームまたはLINEから承っています。電気ケトルや電気ポットの写真と、ほかに片付けたい品物をお知らせください。
関連記事:広島市でトースターを処分する方法/広島市で炊飯器を処分する方法/広島市で電子レンジを処分する方法
本記事は2026年10月22日時点の広島市公式情報をもとにした一般的な案内です。分別や収集方法は変更される場合があるため、排出前に広島市の最新案内をご確認ください。
掲載画像はAIで作成したイメージです。実際の回収現場・作業実績の写真ではありません。
